イミテーションジュエリー

シャネルは当時、宝石好きの女性たちに挑戦状をたたきつけるようなことも行 っている。男の富で、身をきらびやかに着飾り、宝石をありったけぶらさげ、 宝石の価値によって自分の価値を左右するような女たちの生き方を、シャネル は毛嫌いし、挑戦状をたたきつけるようにイミテーションジュエリーを流行ら せてのけたのだ。今となっては、いたって普通なことではあるが、当時、偽物 を喜んで女性たちが身に付けるということは考えられない現象であった。

イミテーションジュエリーが意味することは、「おしゃれと財力は別である」 ということだ。偽物を流行らせたシャネルは、「おしゃれ」と「財力」を切り離 すことに成功したのである。価値がある宝石を身にまとったからといって女性 が幸せを得たことにはならないといことを、シャネルは身をもって知っていた のだ。

使い込みボロボロになったアクセサリーでも、ブランドシャネルならではの買 取り価値が見込まれる。捨ててしまいがちな付属品、外箱や保存袋といったも のも含めて買取り査定に反映される可能性も大だ。